多色ラバーワッペン
ラバー素材を使ったワッペンの取り扱いも始めます!! 別に、刺繍ワッペンがだめになったわけではなく、もちろん刺繍ワッペンの方も取り扱いさせて頂きますが、お客様に選択の幅をもっと持って頂こうと思いまして。
『刺繍ワッペンの良い点、悪い点』 、『ラバーワッペンの良い点、悪い点』 がありますが、相互補完の関係にありますので、お客様が何を重視されるかによって、ワッペンの仕様をご選択頂ければと思います。
〜ワッペンの価格〜
まずは、価格ですが、刺繍ワッペンと比較しつつ、説明させて頂きます。
|
刺繍ワッペン |
ラバーワッペン |
版代: |
¥4,000 |
無料 |
ワッペン代@: |
¥ 500 |
¥500 |
*大きさは高さ7cm程度のワッペンを想定した物です。
まず、今回のラバーワッペンの特徴は、版代がかからないという事です。 ワッペンで版代が掛からないというのは、かなり画期的なシステムなはずなのですが・・・。 つまり、ラバーワッペンの方が刺繍ワッペンよりも絶対に安価に作る事が出来ます。 予算重視のチームの方には朗報ではないでしょうか?
〜オーダーの流れ〜
まずは、原案を送って頂く事から始まります。 チーム名と違い、ワッペンはなかなか選択制というのが取りにくい物ですし、完全オリジナルでこの価格というのが、弊社の売りでもありますので。(ただ、近い将来、ワッペンの枠だけご用意させて頂きチーム名を入れると完成する形のワッペンもご用意させて頂きます。ワッペンは入れたいけど、原図なんて作った事もないから、とりあえず任せたい、と言われるチームの方が多いのも事実ですので。)
例えば、こんなワッペンはいかがでしょうか? こういった画像ファイル(出来れば.ai形式)を送って下さい。 ただしフォントはラスタライズかアウトライン化させておいて下さい。 文字化けの原因になります。
一応、手書きをFAXでもかまいませんが、データー化するのにお時間を頂く事になり、遅くなってしまいます。ご理解頂ける場合のみお受けさせて頂きます。あくまでもデジタルデーターを送付頂けない場合に限ってです。(なお手書きの物を弊社にてデーター化し終えたサンプル画像には諸事情により、O.K.A.の透かしを入れさせて頂きます。見にくいとは思いますが、ご理解の程よろしくお願い致します。なお、作成終了後にデーターをご入用の際はお申し付け頂ければ、ご希望のファイル形式で無料で差し上げます。あくまでも作成終了後です、はい。)
すみません、ワードとエクセルでのデーター送付は出来る限りご遠慮下さいます様、お願い申し上げます。 必ず確認はさせて頂きますが、大半は文字化けする事になりますので・・・。
ラバーワッペンの場合は、そのまま出来上がりますので、サンプル確認もさせて頂きません。ご了承下さい。後は出来上がりを待つのみです。
〜刺繍ワッペンとラバーワッペンの比較〜
まず、どちらのワッペンにしても、お客様を悩ます、魅力でいっぱいです。 最終の判断は、お客様がどの点を重視されるかによってくると思います。
の5項目で比較すると良く分かると思います。
1: 価格
これは、版代がかからない分、ラバーワッペンの方がお得になっています。ただし、こちらも最低10個以上のオーダーでないとお受けできません。
なぜ版代がかからないのか?
刺繍ワッペンの版代とは、針の動きを指示するプログラム=版 ですので、職人さんの手によって作られます。 O.K.A.がどうこうできる次元にない事なので、掛かった分をお客様に請求させて頂いております。
しかし、ラバーワッペンの場合、必要となるのはイラストレーター形式ファイルですので、これはO.K.A.内部でどうこうできる次元の事です。 当然、版代という名目でお金を頂いても周りの状況からは全く問題がないのでしょうが、それよりも、無料にして多くの皆様にご利用頂ける方が良いのではないか、と思い、ここを無料にしています。(マーキング部が寝なければ良いだけの話ですから・・・。笑)
▲▲▲比較に戻る▲▲▲
2: 再現忠実度
なんとこれもラバーワッペンなんです。 安い上に、デザインをより忠実に再現してくるという事ですね。 理由は単純な話で、ラバーワッペンは、イラストレーターのデーターをデジタルで出力してくるため、非常に細かい部分まで、オリジナルデザインを忠実に再現してきます。
しかし、刺繍ワッペンは、完全なアナログな世界です。針の動きで絵を描くという事は、針や糸の太さより細い絵は絶対に描けません。
例えば、上図の2つですが、左は図柄が細かすぎて刺繍ではある程度の大きさがないと再現できません。 また、右はオレンジ部分がグラデーションなので、ほぼ再現できません。
刺繍ワッペンの場合は、非常に小さい物に関しましては、デザインのご変更を頂く事があるというのは、物理的に不可能な事があるという事でございます。
▲▲▲比較に戻る▲▲▲
3: 風合い
なんだ、安くて忠実にデザインを再現してくれるなら、ラバーワッペンで良いじゃん! というのはまだ早計です。
上記画像は刺繍ワッペンのスキャナ画像です。 当然全てオリジナルサイズよりもかなり小さいのですが、それでも、雰囲気=風合いがあります。 糸の流れにより光沢感が違いますし、糸の厚みで重厚感があります。 実際ワッペンと言えば、これでしょう。
しかし、ラバーワッペンは、ラバー1枚仕様ですので、そういう意味では、風合いや重厚感といった物は無いと言って良いと思います。
つまり、この風合いが刺繍ワッペンを選択するかどうかにおいての大きなウェイトを占める部分だと思います。
・デザインに忠実、且つ、安い方が良い ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ ラバーワッペン
・この糸の存在感、重厚感がないとワッペンではない! ⇒⇒⇒⇒ 刺繍ワッペン
そんな判断基準もありではないでしょうか?
4: 自由度
このデザインは出来ますが、こうなると無理ですねぇ・・・。 デザイン的に作成が可能かどうかの、そういったデザイン自由度を見てみます。
結論から言うと、ラバーワッペンには基本的にデザインの制約はありません。 境界線がきちっと分かれば、ワッペンを構成する部分が離れていても作成は可能です。 しかし、刺繍ワッペンでは・・・。
このワッペンは刺繍ワッペンなのですが、マーキング部が無理を言って変更をお願いした部分がございます。 盾の部分と帯の部分をくっつけて下さい、と。 そうなんです、刺繍ワッペンの場合、デザインを構成する部分が、くっついていないと取り付ける際に非常に複雑な作業となってしまいます。 つまり、
このふくろうのデザインは刺繍ワッペンでは再現できません。 星が離れてしまっていますから。 しかし、ラバーワッペンでは、この構成も問題ございません。 今まで、完全に離れていたがために、お断りさせて頂いたり、修正させて頂いたワッペンが何個あったでしょうか・・・。 そういった問題もラバーワッペンで解決できれば、と思います。
5: 使用チーム割合
胸チーム名の昇華プリントの件ではないですが、いくら、「この加工はかなりいけてる加工です!」 とアピールしてみても、実際に有名なチームがほとんど採用していない加工方法では、お客様の信頼は勝ち得ません。
ここまで4項目で 3勝1敗 のラバーワッペン。 でも昇華プリント同様、有名プロチームが採用していないような技術なのでしょうか?それをここでは見て行きます。
まずは、弊社の通販部門の商品を見て頂けると、必ずどこかに、チームのエンブレムか、その国のサッカー協会のエンブレムが入っています。 では、そのエンブレム(ワッペン)は、刺繍ですか?ラバーですか?
答えは、95%が刺繍ワッペンです。
何だ、ラバーワッペンも昇華プリント同様、ほとんど採用されていない方法なんだな、と。 しかし待って下さい。 昇華プリントは南米の一部のチームだったり、廉価版だったりに採用されていて、採用されていたとしてもランクが落ちていましたが、ラバーワッペンは、逆です。
特にアディダスのユニホームでは、市販用レプリカは刺繍ワッペンで、選手仕様のオーセンティックはラバーワッペンが採用されています。 アルゼンチン、スペイン、フランスそして、日本代表もそうです!! 比率は少ないですが、採用されている内容が良質です。(昇華プリントに比べると)
02ワールドカップの時のスペイン代表オーセンティック:ヴァレロンモデルです。既に売り切れましたが、ワッペンは協会ワッペンもアディダスマークもラバー素材です。
アディダスのオーセンティックモデルのワッペンがラバーワッペンになっているのは、2重構造だったりするモデルにおいて、軽量化を目的とした物ではないと思われます。(あくまで勝手な推論) 肩のラインも、レプリカでは縫い付け(〜03)ですが、オーセンティックはラバー素材です。
04年からは、レプリカも肩のラインはラバーに切り替わりました。 また、現行の日本代表のワッペンは、レプリカもオーセンティックも日本製のモデルはラバーワッペンですよね。(UK製は刺繍ワッペン)
やはり、採用率では、刺繍ワッペンが圧倒的ですが、ラバーワッペンの採用されているモデルを見ると、昇華プリントのように悪いイメージは全くないと思います。 そうなってくると、やはり 『1:価格』 と 『3:風合い』 が判断基準となってくるのではないか、と思います。
ご質問がございましたら、こちらまで!
多色ラバーチーム名のページはこちらです。
〜参考画像〜
ワッペン用の参考画像はまだないのですが、試作案はたくさんあります。
〜完成予想画像〜
左のように、ワッペンを大きくして胸チームに使う事も可能です。(制限大きさ以内ならば。)
〜胸チーム名の参考画像集〜
-------まだ思索段階で、現実にラバーで作っていないですが、このような物も当然可能になってきます。-----
バスケの胸チーム用に。星がグラデーションしています。オーランドマジックをイメージした感じです。
|